書籍・雑誌

三国志、もう一度

映画レッドクリフ2がそろそろ公開されるらしい。

興味は大あり。
大ありながらパート1すら見ていない。
寝ていない限り果てしなくうるさいチビを連れて映画館に行くなど、迷惑行為も甚だしいだろう。

でも、なんと嬉しいことに早くもTV放送されるらしく、それを見逃す手はない。

レッドクリフ----赤壁の戦い。

三国志の有名な場面のひとつである。

私もとりあえず三国志は読んだので、一応はそのストーリーは知っている。
でも、読んだとしてもなんせ一回ぽっきり。

ただでさえ読書は苦手なのに、吉川英治の三国志は全八巻、ひとつひとつがとんでもなく分厚い。
で、字も細かいときている。

一回だけでも読み通したのは私にとって奇跡に近い。
ただ、記憶があいまいになってるのが実に惜しいところだ。

大の三国志好きの夫が、たまたまインターネットで三国志検定試験お試しというのを見つけ、やってみた。
10問中7点取ったそうだ。

自慢げにそんなことをわざわざ報告してきて、私にも「やってみ」と勧めてくる。

どんな問題が出るのかと、試しにやってみた。

結果、10問中2点・・・ む、難しい・・・
横で見ていた夫がほくそえむ。

そりゃそーだろがい!
おたく様は、何度も読み返してしかもいろんな本も読みあさって、そりゃあ熟知度が違うわい!

私の場合三国志の小説を読んでいる時、登場人物のあまりの多さと難しい漢字のオンパレードで、何度挫折しかけたか。
そんな人間が検定でいい点を取れるわけがない。

「オレなんか、この場面って言われたら、すぐページ開けるぜ!」

私相手にそこまで自慢してくる。

でも、せっかく読んでもここまでおぼろげになっているのは確かにもったいない、と実感。

三国志第一巻、再読開始。

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項羽という人

しばらく日本史上の人物の本を読み続けていたが、今また中国史の方にいっている。
三国志のずっと前の人、項羽という人。
しかもコイツは俗に言う “悪役” である。
だから、簡単に感情移入してすぐにその主人公のファンになってしまう私でも、今回ばかりは冷めたところを持って読んでいる。

戦国の世、天下制覇を狙って、ライバル劉邦 (りゅうほう) という人とトップ争いをする。
項羽が悪役というだけに、結果この人は負けて、劉邦が勝つ。
ちなみに、私は劉邦さんの大ファンである。

項羽という人はすっごく残虐な人で、平気で20万人もの兵士を一夜で生き埋めにして殺しちゃった、なんていう人。
20万だよ? 会津の人口より多い・・
よく言えば、戦国の世に生まれるべくして生まれたような人。

劉邦って人は、農民あがりの戦争のノウハウも知らない、戦のド素人とも言える人。
でも神がかり的なカリスマ性で天才級の家来に恵まれて、結局そんな怖~い項羽を破って天下をとっちゃうのだ。

悪役項羽が負けて、皆から慕われる劉邦が勝ってばんざーい!ではある。
劉邦ファンとしてもすがすがしい限りの展開だ。

でも、項羽だって大きな大きな軍の頭だっただけに、人がついて来る要素がなきゃおかしい。
そこんとこが知りたかった。

でも、今読んでいる分には、やっぱり項羽をそんなに褒めてないかも。
しかたないよね、だって悪役で通っちゃってるんだから。

二千何百年も前のお話、どこまでホントか分かりはしないけど、劉邦っていう勝者を引き立てるという意味では、項羽のトコトンの悪役ぶりはあっぱれ!
せめて私がちょっとでも褒めておこう。

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「東京タワー」の感想

少し前に妹からプレゼントされた本 「東京タワー」を読み終わった。
録画しておいたそのドラマも見終えた。

母親の子への無償の愛
今までその感覚は漠然とは分かっていても、ここまで強烈に見せつけられたのは初めてかもしれない。
“オカン”、けな気すぎるよ。

息子が母親を想う気持ち。
これは世の男性み~んな持ってるハズ。
なのに、特に日本男性はそれを表現するのが苦手で、まるで母を想うことがいけない事かのように、ひた隠しに隠しまくる。

きっとそんな男性に特にウケる本だろうな、と思った。
私はこの本を読んで感動したけど泣きはしなかった。
でも、そんな男性は読んで思わず泣くんじゃないだろうか。

そのくらい、作者リリーフランキーさんの息子としての正直な気持ちがいっぱい書かれていた。

たぶんこの方も、本の中ではたくさんたくさん “オカン” を想い労わる気持ちを綴ってるけど、実際目の前ではそんなの殆ど見せなかったんじゃないかな?
わざとつれない態度ばっかりとったりね。

本にはおふくろの味として漬物が出てくる。
“オカン”が丹精込めて漬ける漬物。
ふだん漬物は食べない私にも、それがまあなんとおいしそうに思えたことか。

おふくろの味、漬物
感化されやすい私は、将来の子供のためにも漬物を食卓に上らせる習慣をつけた方がいいのかしらん、と単細胞的に思ってしまった。
“この世から漬物など消えてしまえばいい” と常日ごろから断言している夫に向かってさりげなく提案をしてみた。

「子供が好き嫌いなく育つように漬物とかなんでも食卓に乗せた方がいいかもね。」

“漬物”という言葉に敏感に反応する夫。即座に猛反対を受けた。
“そんな生活になりでもしたら離婚さえいとわない” バリの勢いだった。

仕方なく漬物は諦めることにする。
どっちみちこの“オカン”のような漬物のエキスパートにはなれっこないし。

それでもこの “オカン”、 母親の鏡としてずっと心には残るだろう。

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勧められた本

土曜日にTVで放映した、リリーフランキー原作の 「東京タワー」、どなたかご覧になっただろうか?
私は録画してあって、そのうち見ようと考えていたのだが、それがちょっとしばらく先送りにしなければならなくなった。

妹から待ったがかかったのだ。

その日の昼に電話がかかってきて、まず夜そのドラマを見るつもりか確認された。
録画して後で見るつもり、と答える。

次に原作を読んだかを聞かれた。
読んでない、と答える。

「あ~!! じゃあ、原作読んでからドラマ見て~! 絶対原作の方がいいから!!!」

と、懇願された。 
たかだかドラマの話で何もそんなに必死にならなくても・・
と思ったりしたが、それが彼女があまりにも必死なのだ。 

う、うん、分かったよ・・と、のまれ気味にそう返事をした。

妹曰く、このストーリーは絶対私に読んでもらいたいのだそうだ。
何故なのかは分からない。 
でも、彼女の思いは相当強いらしく、その本をプレゼントするから今から持っていく、とまで言い出すのだ。

そんなにスゴイ本なのか?
なんか怖いなあ・・・
感動しなかったらどうしよう。
その時は、妹の熱意に応えるためにも、ウソでも 「感動した」 と言うしかないだろう。

そして彼女の熱意に応えるためにも、すぐにでもその本に取りかからなければいけないのだが、困った事情が・・
今読んでいる本があと残すところ4分の1くらい。
それを残して新しい本を読み始めるのは、私テキにあまりにも気持ちが悪い。

さらに困ったことに、私の本を読むペースの遅さといったらも~誰にも負けない。

だから、最終目標の “録画したそのドラマを見る” という段階に到達するまでにはかなりの日数がかかりそうである。

妹とそのドラマの感想を言い合えるのはいつの日になることやら・・・

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隠れた偉人

蒲生氏郷の本を読み終えた。
私の知識ではこの人は、昔の会津の殿様、くらいのものしかなかった。

正直あまり興味はなかったが、自分の故郷の歴史も少しは勉強すべきか?ということで読んでみた。

読み始めて、初めて蒲生氏郷という人が戦国時代の人だと知った。 
学生の頃、歴史が大っっっ嫌いでロクに頭に入れてなかったのが、こういうところで報いとなる。

戦国時代、となると今までノータッチのジャンルではないか。
ついていけるか・・
と思いつつも、読み続けていった。

戦国時代といえば織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
このお三方が登場する。

私だってこの三人くらいわかるさ! ほととぎすでしょ?
何の自慢にもならない知識を引き出してみる。

しかし、誰でも知ってるこの三人ですら、読んでいくと、意外な人柄に驚いたりする。
(作者の主観も入ってるんでしょうけど)

でも主人公は蒲生氏郷。
はっきり言って、この人はすごい!
この一言に限る。

いやー、実に勿体ない人を亡くした・・
読み終えての感想がそれだった。

そりゃすべての偉人は死んでいる。
歴史に 「もし」 「たら」 は禁句、と解説でも言っていた。
でも、40歳という若さで死なずに、もう少し長く生きていてくれたらどんなに歴史は違っていただろう、と思わずにはいられなかった。

皆様、三大スターに隠れがちな彼ですが、蒲生氏郷をよろしく!

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今度読み始めた本

今、新撰組の「斉藤一」の本を読み始めている。

もともとワタシテキには新撰組にはそんなに興味はなかった。
でも少し前に放映されていたNHK大河ドラマ“新撰組!”に夫婦でハマり、欠かさず見た。

で、前に夫がこの本を買っていたのだが、それがふと目にとまったので読み始めたのだ。

本自体おもしろいのだが、大河ドラマで少々洗脳されてるせいで、本の中の斉藤一を読みながら想像する時、ドラマの斉藤役だったオダギリジョーが否応なしにもつきまとってくる。

もう、本を読み進めるごとに本の中の斉藤一がかっこよく思えて仕方がない。
寡黙な斉藤一の描写が、ドラマの中のあの、多くを語らぬクールな眼差しのオダギリジョーとミ・ゴ・トに合致している。

斉藤一は会津と縁の深かった人で、お墓も会津にある。
しかもうちの近くに。
きっと本を読み終わってからまた行ってみるつもりだが、そのお墓にもオダギリジョーが眠っているんじゃないかと思わずにいられなくなるくらい、私の中では斉藤一のルックスがオダギリジョー化している。

毎年会津では秋に、会津まつりというのがあり、そのイベントの一つ、白虎行列というのがある。
会津藩の代々のお殿様や、お姫様、白虎隊などに扮した一行が大行列するのだ。
“新撰組!”が放映されていた年、特別に新撰組に扮した一行も行列に加わった。

歴史マニアの妹もこのドラマの大ファンで、同じくオダギリジョーの大適役ぶりを絶賛していた。
その妹と、人ごみにもまれながらも心躍らせて新撰組の行列がくるのを待ちに待った。

そして、近藤勇、土方歳三、沖田総司、など有名どころが列の始めに。
斉藤一は??? どんな人? どんな人?
と目を見開いて斉藤一の名札をつけた隊員を探した。

するとその人物とは・・・
私的な感情でホントーに申し訳ないが、オダギリジョーには似ても似つかない、ポッテリプックリ、ずんぐりむっくりのおじさんだった。

人ごみより頭ひとつ突き出ている姉妹2人は、そろって固まった。
そして堰を切ったように同時にブーイングを始めた。

「いくらなんでもイメージが違いすぎる!」

「どこかのお偉いさんなんだろうけど、斉藤一役は無謀すぎる!」

なんたらかんたらブーブーブーブー・・・

「なんでオダギリジョー来ないの!!??」

と言い出す始末。

その方にはなぁんの罪もないのは分かっていた。 こちら側の勝手な想像と期待なのだから。
でも、その瞬間の落胆の大きさに、黙っているなどとてもできなかったワガママな姉妹なのであった。

こんなことを言っといて説得力はないと思うが、今私が “斉藤一” の本を読んでいるのは、決してミーハーな気持ちからではない。
純粋に歴史を愛好する心からである。

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