幼児vs猫
愛娘桜子。 愛猫モカ。
このふたり、まあまあ仲良くやってくれてはいると思うのだが、でも最近、桜子のやんちゃぶりが目立っているようにも思う。
一重に “モカ!モカ!ダイスキ!
” の想いなのだろうが
「ウキャキャキャキャキャ!!!」
と、けたたましく笑い声を響かせながらどこまでもモカを追いかけて行くのだ。
果てに、モカは桜子には入って来れないベッドの下に潜りこむのだが、そのギリギリまで桜子は顔を突っ込んで
「オカッ!オカッ!」 (本人モカと言ってるつもり)
と執拗に大声で叫びかける。
一重に “モカ!モカ!ダイスキ!
” の想いなのだろうが・・・![]()
けれど、モカはさぞ脅威におののいていることだろう。
たまにモカはジッと忍の一文字で桜子に遊ばれてやってることもある。
それを桜子は調子に乗って馬乗りになり、ヘタするとそこから首に手を回して首を絞め始める。
たとえ桜子なりの愛情表現だったとしても (かなりすごい勘違いをしているが)、しかしそれはあまりにヒドイありようで、思わず見かねて私達両親とも叱ったことも数回。
でもモカも、遊ばれてやっていてもそのあまりのうるささにちょっと我慢しづらくなると、
キャッ!![]()
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と少しだけ爪を立てて猫パンチしたり軽く噛んでみたりと、怒ったしぐさをする時もある。
何をしようとどんなダメージを与えようと全く構わない対象と認識してるらしい夫と違って、桜子は自分より弱い者と思っているのか、めったに反撃しない我慢強いモカ。
感心感服のそんな猫が桜子に軽く反撃するのはよっぽどなんだな、と思って見ていると、当の桜子。
手加減されているのをいいことに、ほんの少し痛いだけなので一瞬驚いて動きは止まるものの、
「エヘッ
」
とおもしろがるだけなのだ。
まるで懲りていない。
モカの優しさにあぐらをかいてると、いつか本当にイタイ思いをするぞ、桜子。

