簡単じゃないよ、スーパーの買い物
桜子とスーパーへ。
カートには座りたがらないので一緒に歩くのだが、まぁなんと買い物の進まないこと・・・
それほど興味もないくせに、目に入った商品を手当たり次第さわるのだ。
私が何か商品を見ていて止まっている間には、その場近くに陳列してあった缶ジュースを一つずつひたすらカゴの中に入れてくる。
それを私が戻しにかかれば、今度は、クーのゼリー状になってるらしいパックのものを、ご丁寧にフレーバー混合でせっせとカゴに入れ出すではないか。
戻しても戻しても、何が楽しいのか飽きもせず次から次へと新しいクーを一心不乱に入れてくるのだ。
これではいたちごっこではないか・・・![]()
カゴのクーをそのままにして一旦桜子をまいた。
不意をつかれたのか、棚のそちら側で
「アイェ? アイェ?」 (アレ?アレ?という意)
と言ってる声がする。 お母さんがいないという意味なのか、入れるカゴがなくなったという意味なのか・・・ ぜひ前者であってほしいが・・・
すぐそこに戻ると、すれ違って桜子は歩き出したようだ。
カゴのクーを元に戻し、急ぎ桜子を追う。
パッと見渡すと、さすがは幼児、よりによってトンチンカンな方向に行っている。 しかもいつの間にかあんな遠い所まで歩いている。 これでは出口に出てしまう。
とりあえずカートを放棄し、小走りで近づく。 その場から大声で呼ぶのは恥ずかしいという感情がまだ私に残っているからだ。
その後も、ちょこまかと無邪気ないたずらをされながら、やっと会計まで済ませホッとしながら袋詰めしてたら。
買い覚えのないファンタグレープの炭酸ゼリーとやらが一缶![]()
いつの間に・・・っていうかなぜゼリージュースにこだわる・・・飲みもしないくせに・・・
返品も面倒くさいのでそのままにしたが、
「アンタ・・・お父さんにそっくりね・・・」
シレーっとカゴに入れて会計させるなんてさ。 伝わりもしないが、そんな一言も言ってやったさ。
しばらくこんな調子が続くのだろうが・・・ スーパーの買い物もたいそうな一仕事である。

