子供の不思議
この一週間くらい、桜子の泣き方がすごい。 というかひどい。
ちょっと私の顔が見えなくなるだけでとんでもない泣き方をするのだ。
どのくらいひどいか筆舌に尽くしがたいのだが、モウジブンハステラレルーーばりに崖っぷちに立たされたかのように、全ての力をしぼり出してこの上ないくらいに泣くのだ。
しかも、しつこく粘り強く。 これは結構そうとうに辛いものがあり、こちらの神経がおかしくなってくる。
今、お姑さんが遊びに来ているが、お姑さんも閉口するくらいだ。
そんな状態が始まった頃に産科で検査を受けたのだが、その時いきなり先生が私に聞いてきたのだ。
「お子さん、赤ちゃん返りしてません?」
ズバリな質問に、100も訴え言いたいことはあったのだが、あまりの驚きに
「は、はい。そうなんです。」
としか答えられず。
すると先生は言う。
「子供ってお腹の赤ちゃんの存在が分かるらしいですよ。」
一瞬ぼう然とする。
つい数時間前にお姑さんから、昔からの言い伝えでは子供はお腹の赤ちゃんに嫉妬するって言うけどね、と聞いて半信半疑のところだったからだ。
でもいくら医学的見地からの発言でないにしろ、お医者様から言われれば何かどこか重みがある気がする。
妙に納得してしまった。
病院に行ってる間桜子を預けていた保育園に寄る。
預ける時桜子の手に負えない泣き方を先生に伝えておいたのだが、引き取る時そんなことを話してみた。
実は私赤ちゃんできて、今産科の先生にこう言われたんです、泣く理由はそれだったみたいです、と。
そしたら全部聞き終わらないうちに
「やっぱり!!!!!!」
へ?
「いやあ、他の先生と話してたんですよ、お母さんもしかしてオメデタなんじゃないかって! よくあることなんですよぉ~!!!」
話し出したら止まらない、そりゃもう弾んだ声で嬉しさいっぱいに話が続く。 嬉しい話題と思ってくれたのか、予想的中と自分の勘を自讃していたのかは分からないが。
でもやっぱり桜子には赤ちゃんが分かるのか・・・と本当に不思議な気持ちになった。
桜子の赤ちゃん返りなるものは未だ続いている。
でも面白い現象だな、と今は少し微笑ましく思える (基本ヒジョーに疲れるが・・・)
| 固定リンク


コメント