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2008年11月

呼び間違い

家にいる時、よく我が愛娘我が愛猫の名前を間違えて呼んでしまう。

「さくらこ~! あ、間違えた。 モカ~~!」

「モカ~! あ、間違えた。 さくらこ~~!」

しかたがないのだ。
ひっきりなしに呼びつける対象が唯一このふたつなのだから、ついごっちゃになる。
この呼びつけるという対象に夫の名前がないだけ偉いではないか、アタシ。

ここで、モカをたかが猫、たかがペットと侮ることなかれ。
自負していることだが、私はこの猫を心の底から愛している。

だから、桜子は自分のお腹を痛めて産んだ子供、モカはペットと言えども愛情に格差はない。
そんなわけで、このふたつの名前の呼び間違いは起こって当然なくらいなのだ。

でも。
これはあくまで自分の中でだけのことだったのだ。

少し前、友人が2人目の赤ちゃんを出産したということで自宅にお祝い物を渡しに行った時。
男の子の誕生で、その赤ちゃんの名前を聞いた。
上も男の子なので、お兄ちゃんと漢字ひとつはおそろいの名前に。

パパ、ママが口を揃えて言う。

「2人の名前を言い間違えちゃって大変・・・coldsweats01

私はその感想にダイレクトに共感してしまった。
で、つい反射的に答えてしまった。

「あ~、だよねぇ!うちも桜子と猫の名前しょっちゅう間違えるもん。 そんな感じだよねぇ!」

何もハツラツと言わなくても・・・sweat02

「そ、それとは違うと思うけど・・・」

完璧に笑いがひきつっていた2人であった。

だよねえ。
一呼吸おいて考えるべきだった。

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褒めて育てる

子供というのは、ちっちゃくても褒められるというのはちゃんと分かるようだ。

食事中、何が気に入らないのかゴネ始めた桜子。
ちょっとでもいいから無理してスプーンで口に入れさせ、私と夫とで両サイドから拍手喝采の大絶賛をしてみせた。

キョットーン・・・

目をまん丸くさせながら左右の私と夫を交互に見るうち、次第ににやけてくる。

もう一度食べさせる。
もう一度拍手喝采。

すると、桜子は調子に乗って自分も拍手をする。

次にはもう食べるのに意気揚々としている。
口に食べ物を入れたら、

どうどう? ワタチすごい?

と、私と夫の反応を見つつ、自ら率先して拍手。

単純なヤツだ。smile

最近、“ゴミ箱にポイ” を覚えてくれた。
紙くずを渡し、

「ポイしてきて?」

と頼むとちゃんとゴミ箱まで行ってポイしてくれる。
いいことをしたと思ってもらおうと、ここでも大げざなまでに拍手をして褒めちぎる。

それはちゃんと伝わるようで、ニコニコ顔で自慢げな様子。
すると、も一回褒めてもらおうと思うのか、捨てたてのさっきのゴミをゴミ箱から取り出して、私に渡すのだ。

もう一回はじめからやろう、ってか。
そんなエンドレスなことはやってられない。

かるーいイタズラでもそうだ。
ベッドの上で、目覚まし時計を手にして遊んでいた。
おもちゃにしてほしくないので

「ナイナイして。」

と、元のところに置くよう、期待薄で言ってみた。
そうしたら理解してか偶然か、ピタッと遊ぶ手をとめて元のところに戻してくれた。

おお通じた!! と、ここでも惜しげない拍手である。

またもニヤケて喜びを隠せない桜子。
たまらずまた時計を持ってくる。

オイオイオイ、それでは意味がないのだよ、お嬢さん・・・

褒めるのも大事なのだろうが、加減が難しい。

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買い物でミス

ツナ缶をしまう場所にツナ缶が驚くほどどっちゃりストックされていた。
夫に指摘されて初めて気づいたのだ。

買い置きをする人物は私以外にいない。
つまり私がせっせと買ってはしまい、買ってはしまい、をしていたのだ。
なぜ気づかない?

あ、安い買っとこ
あ、安い買っとこ

そんなことを何度かしていたのは覚えているが・・

でも欲しい時になくて悔しい思いをするよりはよい。
いつの間にかこんなにあると、得な気持ちにもなる。

ねりがらしのチューブを買った。
しまおうとしたら、同じメーカーのそれがちゃーんと買い置きしてあった。

これはちょっとひいた。

からしなんて、2本も買い置きしとくようなものでは絶対にないからだ。
2本おそろいでしまわれているからしチューブ、これはまるで得した気にはならない。

普段、足りなくなるものは気づいたときにショッピングリストに書いておく。
私のすごいところは、買い物に行くときそのリストを持っていかないことだ。
書いた時の記憶に頼る。

「なんで書いたメモ持っていかないの?」

と真剣に夫に質問されるのだが、まぁ簡単に言ってしまえば、

めんどうくさい・・・

ということだろうか。

でもその記憶というのは、多少の誤差はあるものの、ほぼ正確といっていいんじゃないか?
支障がでてないから、未だに記憶に頼るんだろう。

たまに起こる誤差が今回の “からし” のようなヤツである。

しかし、醤油とか砂糖とかならともかく、からしみたいな、あってもなくてもいいような存在の薄~いものを余分に買ってきたというのは実に悔やまれる。

どうということじゃないけど、買い物のプロであるべき主婦としてはね。
悔しいのだ。

実家に持ってってあげてしまおう。
絶対に喜ばれはしないと思うが。

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手づかみのお食事

食事中、桜子が初めてしきりに手づかみをしたがった。
今までは、せいぜいフォークでさして食べたがるくらいだったのに。

保健士さんやもらった冊子によれば、手づかみで食べたがる時期があるから、その時は思いっきりさせましょう、と。

いろいろ汚されるけど、一度そのステップを経験させれば、逆にその後はきちんと食べてくれるから、と。

いつそれがくるか、と覚悟していたのに、一向にそんな気配がなかったから

あ、うちの子は “手づかみなし” の子なんだhappy01

と勝手に解決していた。

そもそも桜子は、ごはん一粒でも手や顔についてると、それを何とかしないことには次を食べてくれない。
夫曰く、それは夫似らしいが・・・

きれい好き? というか神経質?
どうでもいいが、毎回食事を与えている私としては、実にじれったいものがある。

そんな汚れるのが嫌いな桜子が、なにを執拗にぐずっているのかと思えば、なんと手づかみをしたがっていたのだ。

あ、きたか、と承知しておかず全部一口サイズにして目の前に置いてやった。

まー、器用につまんでひとつひとつ口に持っていって、楽しそうにやってらっしゃる。

マッシュポテトも手づかみだ。
でもそこは固形でない分、手にべったり付くし、うまく口に入れられないしで少し手間取っていた。
で、ベタベタになった手を自分ではきれいにしきれず、困って固まっていた。

私は、合間合間にごはんをスプーンで持っていく。
ところが

あ゛あ゛あ゛ぁ~!!!!
(訳: 手づかみ楽しんでるのにスプーンなんかで邪魔しないで!!)

と、スプーンをはたいて拒絶するのだ。
はじけ飛ぶごはん粒たち・・・
何度も何度もはじけ飛ぶごはん。

これは結構ムッときます。

でもごはんを食べないわけにはいかないから、口に持っていくタイミングを見つけてなんとか食べさせることはできた。

しかし、いろいろ汚されるというのは、子供が手づかみをするゆえにくっつけたり落としたりして汚されるものかと思っていた。

そうではなく、スプーンをベシッ!ベシッ!とはたかれることでいろいろ汚されるものなのだね。

しらゆき家の場合。

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おそるべき伯母

久々に、母と母の姉(私の伯母)と私が顔を揃えた。

しかし相変わらずせっかちマイペースな伯母である。

私が母と話をする時、これまたせっかちな母は、自分の頭の中だけで了解している会話をしてくる。
いちいち私の方から

「誰がっ!?」

「誰にっ!?」

「どこにっ!?」

「何をっ!?」

と、要所要所でいちいちこのような質問をしなきゃならないような、とっても分かりにくい語りをする。

それと全く同じことを伯母がするのだ。
さすが血の繋がった姉妹、と称えるべきなのか。

伯母 「でね、メールが来てさ。で、こうこうこうなのよ~。」

母 「まって、それ誰からのメールよ?annoy

伯母 「それでさあ、うちに来たとき、まー大変だったのよ。」

母 「誰が来たのよっ?annoyannoy

延々とこんなのが続く。
ここではさすがの母も、聞く役に回っていた。

伯母はそれだけではない。
自分が知っていることはすべての人が知っていると思い込んでいるのだ。

私に話しだす。

「ヒロくんが会津に遊びに来た時はね、ナンタラカンタラ・・ ヒロくんはナンタラカンタラ・・でね、ヒロくんは・・」

ヒロくんって誰だ・・・?sweat02

息もつかずに話し続ける伯母に、そんな素朴な疑問を投げかける隙間すらない。

察した母が遠慮なく話を折る。

「アンタ、ヒロくんって知ってる?」

やっとそこでヒロくんとは何者かが分かった。

「遠藤さんとこの奥さんがさあ、ナンタラカンタラ・・遠藤さんって言えばかつてナンタラカンタラ・・その遠藤さんの奥さんが・・」

遠藤さんって誰だ・・・?sweat02

いや、もはや疑問にすらしまい・・・

ケーキを食べた。
伯母は自分が口にする前から、桜子にイチゴを食べさせる。
食べっぷりの良さでは天下一品、桜子はまるごとイチゴを一口でペロリ。

あら、いちごが好きなのね、とクリームの中のイチゴまでもほじくり返して全部与える。
無論、桜子は朝飯前のように平らげる。

まあ、おもしろい、と言わんばかりに、じゃ次はクリーム、次はスポンジ、と、どんどん食べさせる。

あまりに食べさせるのでちょっと心配になったしらゆき母は

「もういいよ。お腹こわすし・・・」

すると

「ヘーキよ! これくらいでお腹なんかこわしゃしないわヨっ!」

ピシャリである。

とうとうケーキ半分食べさせてしまった。
桜子にしてみりゃ、こんな待遇、しらゆき母からはありえないこと。そりゃいくらでも口を開ける。

伯母は、さんざん食べさせといて仕舞いには

「こんなに食べて、お腹こわさないかしら・・・」

・・・・。 二の句も出ない。

で、その晩思い出して少し気にかかったこと。
たまに会話中に、私が夫から言われるのが

「で、○○ちゃんってどこの○○ちゃん?」
「△△さんっていうのは誰なの?」

気のせいか、今日の伯母と似ちゃあいないか?

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産科病棟へ

今日は桜子の1歳7ヶ月目の日。
そんな日に、桜子の生まれた産科病棟へ行ってきた。

実は、ちょっと前にも友人が赤ちゃんを産んだので、そのお見舞いへとそこへ行ってきたところだった。
ただその時は、経産婦さんとは初産婦さんより早めに退院するということをまるで知らず、すでに

「もう帰られてますよ。」

の状態だったため、そこでは彼女に会えずじまいの無計画さ浮き彫りの行動となってしまった。

今回はいとこが出産。
今度は間違いない。
今週生まれたし、彼女は初産婦さん。
しかも叔母ちゃんに電話をして確認もした。

で、今度こそは無事ベッドで寝ている彼女と面会を果たせたわけである。

でも、申し訳なかったのだが彼女はお休み中だったようで、せっかくの睡眠を邪魔してしまって・・・
すまぬ!Kちゃん。

そこの病院は生まれてすぐから赤ちゃんと同室なので、生まれて間もない赤ちゃんは横で昼も夜もなく

オナカチュイタ~~!!

と泣きまくる。
ママは文字通り寝る暇がないのだ。

ああ、懐かしい・・・
今だからそんなこと言ってられるが、その当時の入院期間は、今のいとこの心境とまったく同じだった。

体休めろって言っても、赤ちゃんの世話ばっかりで休むどころじゃないよ・・・

その通りだ。
だけど、一瞬しかないあの新生児の頃を思い出すと、やっぱりそれはとっても貴重な時間だったわけで、その時の苦労もなんのその、キレーに忘れて “も一回戻りた~い” なんて思ってしまうのだ。

いやいや、1歳7ヶ月となった桜子がかわいくない、なんて言ってるわけではないよ。

いくらおむつを替える時動き回ってなかなか替えさせてくれなくったって。
いくらティッシュボックスとか私のお財布とかいつの間にか手にして中身を全部出して遊んでいたって。
いくら我が出てきてちょっとしたことで泣きマネなんぞ小ざかしいことしたって。

ちょうど1年7ヶ月前に生まれてきた桜子と一緒に寝ていたベッドの隣の部屋にたまたま行けて、感慨にひたったまでの話。
ああ、あの時のオチビ桜子かわいかったなあ。

だから、今がかわいくないって言ってないって。

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脳トレ必要?

物忘れというやつか。
朝夕食後にカルシウムのサプリメントを飲むのだが、傍らにあるビンを眺めて

はて?今飲み終わったんだっけ、これから飲むんだっけ

自分で自分が怖くなるような疑問と戦っていたりする。

お風呂場で、リンスを流したところなのか、これからなのか、そんな救いようのないお題にぶち当たったこともあった。

または、リンスを流し忘れて脱衣所でタオルで拭いてやっとそのベタベタ感に気づき、ひどい落胆に駆られながら風呂場に戻る屈辱を味わったこともあった。

こんなことが起こっていいのか?
本当に大丈夫なのか?

一瞬ぐわーっと考え事をしていたりするとこんなことが起こる。
考え事なんてホントにほんの一瞬なのに、今やってた自分の動作の記憶がないって・・・
ヤバイっしょ。

脳の老化なんだろうか。
歳からすれば、もうとっくの昔から脳細胞は減少の一途を辿っているのだから当然と言えば当然だろう。
悲しいね~・・・

脳を一生懸命使う習慣をつけねば。
昨日の晩ごはん、おとといの晩ごはん、何を食べたかすぐに思い出せますか?
これ結構難しいです・・・

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